【冒頭発言概要】

　先ほど両院議員総会を開きました。両院議員総会長の舟山さんが出張中のため、この会見で両院議員総会のブリーフを兼ねたいと思います。
　今日はまず役員人事の発表がありました。続いて国対、政調それぞれから報告があり、新たな総支部長（公認候補予定者）の発表がありました。

　新たな公認候補予定者は愛知7区、日野紗里亜さん、35歳です。三つ子を含む4名のお子さんの子育てをしながら頑張っている方で、きょう正式に内定が決まり、先ほど名古屋で記者会見をしたと聞いています。

　続いて役員人事の発表です。代表から話があった通り、概ね骨格は変わっていません。先の代表選挙で玉木代表と前原代表代行が実りある選挙を行い、支持率も確実に上向いてまいりました。両候補が正々堂々と戦って、論戦を全国で広げてくださったおかげだと思います。改めて両候補者、両陣営、関係者各位、とりわけ全国の党員・サポーターや、党員・サポーターでなくても代表選挙に注目してくださったすべての有権者・国民のみなさまに感謝申し上げます。代表選挙を報道してくださったマスコミ各社にも御礼申し上げます。
　骨格は変えずとも、筋肉質の選挙に強い体制を作ろうということで、代表代行はそのまま前原先生に就いていただき、もう一人の代表代行兼政調会長で大塚耕平さん、これは変わりません。幹事長は私で、幹事長代行と地方議員の窓口を兼ねて川合孝典幹事長代行。選対委員長を今まで私が兼ねていましたが、幹事長と選対委員長を兼ねるのはなかなかしんどいのと、選対委員長は選対に特化して集中し体制を強化しようということで、今まで私の補佐役の選対委員長代理だった浜野喜史参議院議員に選対委員長になっていただきます。この委員長を支える選対委員長代理に若手の衆参議員、衆議院では浅野哲議員、参議院では伊藤孝恵議員にそれぞれ浜野さんをサポートしていただきます。代表、幹事長、選対委員長、2人の選対委員長代理の5人で頑張っていきます。その他の人事は、国対委員長は引き続き古川さん、両院議員総会長兼参議院議員会長は舟山康江さん。礒﨑哲史さんが副代表と広報局長を兼ね、今まで役員ではありませんでしたが役員に入っていただきます。そして役員室長に浜口誠さん。こうした役員体制です。
　その他の党務の担当を申し上げると、幹事長代理に鈴木義弘さん、副幹事長に西岡秀子さんと新任で竹詰仁さん、選対委員長代理に浅野・伊藤両議員。国対委員長代理に浅野哲さんが引き続き留任。国対副委員長に鈴木敦さんと斎藤アレックスさん、これもそのままです。企業団体委員長は引き続き古川さん、組織委員長は伊藤さん、財務局長が浜口さん。今まで財務局長と総務局長がセットでしたがこれを分け、人事・総務局長に竹詰さん。倫理委員長に、今ハラスメントなどいろいろな問題がございますので、人生経験ならびに政治経験豊富な嘉田由紀子さん。国民運動局長に田村まみさん、青年局長に浅野哲さん、国際局長に古川さん、これらはそのままです。参議院の役員にも変更はありません。
　顧問の先生方にも引き続きお願いします。しかし、矢田わか子さんが今まで顧問でしたが、パナソニックの会社に戻ることになりました。矢田先生本人から、国民民主党との連携や信頼関係は変わらないが、会社に戻るので自由にさせてほしいという話がございましたので、これを受け入れたということです。その他各本部、政務、調査会等々ございますが、追ってご報告したいと思います。私の方から、本日の両院議員総会については以上です。

　いずれにせよ、代表選挙が終わって玉木新体制が始まったので、しっかりと腰を据えて、この党をこの党らしく大きくしていきます。従来通り基本的な考え方、つまりエネルギー政策、安全保障政策、憲法に対する考え、こうしたものを共有する党とは与野党問わず等距離でしっかりと連携して政策実現を図っていきたいです。そのため、国会内外で全力を注いで衆議院選挙に取り組みます。今日も1名の総支部長が発表されましたが、しっかりと候補者を擁立して党勢拡大していきます。いま東日本大震災のため少しずれ込んで、東北の統一地方選挙が秋に行われているので、ここでも結果を出していますが、さらに勝てるように頑張っていきます。