国民民主党 つくろう、新しい答え。

ニュースリリース

国民民主党 幹事長定例会見(2023年7月7日)

【冒頭発言概要】

 先日、両院議員総会長の舟山議員からも話があったかもしれませんが、代表選管が決定しました。西岡秀子委員長のもと、鈴木義弘議員と田村まみ議員の3名で代表選管を務めていただき、選挙の詳細について決めていただきます。9月いっぱいが任期ですが、9月に組閣をはじめとする政府与党の人事が行われ、10月に臨時国会が開かれるとの報道もございます。我々も国会への向き合い方に影響が出ないよう、規約の範囲内でなるべく早いタイミングで行った方がよいと思いますが、それも含めて西岡委員長をはじめとする代表選管の皆さんにお任せしたいと思います。党の活性化に資するような議論ができればと思います。

 明日、7月8日に奈良県連の大会があり、私が奈良県連の代表を暫定で務めておりますので、玉木代表と一緒に奈良の方に赴きます。言うまでもなく明日は安倍晋三元総理の事件があってからちょうど一年ということで、改めてお悔やみ申し上げ、ご遺族のみなさんに心から哀悼の誠を捧げたいと思います。代表と私で、午前中に大和西大寺駅に行き、献花をしたいと思います。1年前にあってはならない事件が、選挙のさなかにあったわけですが、民主主義国家において、そのまさに一丁目一番地である選挙の場を暴力で封殺しようとすることが許されるわけもありません。この問題に向き合いながらも、二度とこういうことがないようにしなければならないと思います。岸田総理も和歌山で襲撃に遭うということもありましたので、しっかりとこういう問題に、われわれ各政党もしっかり対応を考えていきたいと思います。

 この時期は各役所の人事が新しくなり、新しい部署で頑張る方々、そして長年の官僚生活を終えて省庁を去られる方々がいらっしゃいます。私も長く、といっても二十数年ですが国会議員をさせていただき、初当選当時にまだ平だった方々が審議官になったり局長になったりしてそれぞれの役所を去っていきます。いろいろな思い出がありますから、退官される際には万感胸に迫るものがあります。そのうちの一人が防衛省の人事教育局長でいらっしゃった町田さんです。町田さんとはいろいろな思い出があります。町田さんは長野県佐久の高校を卒業され、ノンキャリアの高卒で防衛省に入りました。努力とご人徳もあり、ノンキャリアで初の審議官に抜擢され、ダイヤモンドプリンセス号では見事に、多くの皆さんが各省庁混乱する中で毅然と対応に当たられたのが皆さんの記憶にもあると思います。その町田さんがこれまた初の高卒での人事教育局長という、防衛省のトップ5に入る役職に就かれました。彼を抜擢した島田元次官もご立派だと思います。とかくメディアや野党は官僚の皆さんを厳しくチェックすることが多いですが、誤解を恐れずに申し上げると本当に心ある、命を懸けて頑張っている公務員がたくさんいらっしゃいます。改めて、町田一仁さんをはじめとする今回を以って退官される多くの官僚の皆さんに敬意を表したいと思います。また、メディアの皆さんもこの時期になると部署異動があると思います。すでにこの場所から違う場所に、官邸に行かれた方もいらっしゃいますし、今後新たに異動される方もいらっしゃると思います。引き続きメディアの皆さんにはお世話になりますので、これからもよろしくお願いいたします。