ニュースリリース
国民民主党 代表定例会見(2023年6月27日)
【冒頭発言概要】
国会が終わり、いよいよ閉会中の活動ということですが、我々としてはいつ解散総選挙が行われてもいいように、少し時間ができたのでしっかり準備を進めたいと思います。先週は東京で1人擁立を発表しましたが、公募も今月末を締切として行っております。東京以外の地域でも、今週は特に応募が集まっています。しっかりと選抜をして、引き続き候補者擁立を積極的に行っていきたいです。
国際情勢で言うと、プリゴジン氏が(ロシアで)反乱を起こし、非常に混乱した状況になるかというところでしたが、モスクワへの進軍はやめたということです。その後プリゴジン氏の消息がよく分からなくなっておりますが、ウクライナにとってみれば、ロシア国内の混乱は反転攻勢の一つのプラス要因になると思います。プーチン大統領は、プリゴジン氏を何らかの形で処分すると思います。そもそも、民間の軍事組織を頼って戦争をせざるを得ないこと自体が、ロシア軍の脆弱性を内包していたと、それが表面に出てしまったと思います。マックス・ウェーバーではないですが、暴力装置を独占することが国家の基本的な機能です。その国家のコントロールに服さない暴力装置が登場したり、あるいはそういった分派が生まれることは、国家が国家たりえていないことの証拠になりえます。ですから、プーチン氏としては何としてもプリゴジン氏を処分して、ワグネルを傘下に収めることに必死であると思います。これからの推移をよく見守りながら、早くこの戦争が終結することを祈りたいと思います。日本としても支援できるところは積極的に支援していくことが必要だと思います。