ニュースリリース
【東京】「30年ぶりの高水準の賃上げを実現」国会閉会にあたっての街頭演説会を開催
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国民民主党は21日、通常国会閉会に当たっての街頭演説会を開催した。街頭演説会には玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)、川合孝典幹事長代行(参議院議員/全国比例)、礒﨑哲史副代表(参議院議員/全国比例)、浜口誠役員室長(参議院議員/全国比例)、竹詰仁議員(参議院議員/全国比例)、嘉田由紀子議員(参議院議員/滋賀県)のほか、21日に次期衆議院選挙の東京28区の公認候補予定者に決定された奥村よしひろ総支部長が参加し、集まった聴衆を前に国民民主党の政策を訴えた。
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奥村総支部長は「サラリーマンとして、給料に対して税や社会保険料の負担が大きいと実感する。給料そのものの額を増やし、2倍にする政治をしていきたい」と意気込みを述べた。
嘉田議員は「私は滋賀県知事時代、出生率を全国2位まで引き上げた。国民民主党で本当の少子化対策を進めていきたい」と語った。
竹詰議員は「与党だけでは政治は動かない。児童手当の所得制限撤廃なども、国民民主党がずっと主張し続けてきた結果、やっと動き始めたところだ。是々非々で、与党がだめなときはもっと良い案を出す政党が必要だ」と主張した。
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浜口議員は「今国会で国民民主党は、自動車盗難対策を推進するための議員立法を提出した。自動車盗難の被害に遭われた方々が各党を回ったとのことだが、その声に応えて法案を作ったのは国民民主党だけだ。これからも国民民主党は皆様の要望や意見に耳を傾けていく」と今国会での活動を紹介した。
礒﨑議員は「今回の国会では、孤独・孤立対策推進法という法律が成立した。政府提出の法案だが、中身はほぼ2019年にわが党の伊藤孝恵議員がまとめた内容そのままだ。国民民主党はこのように、まだ社会に認識されていない課題を見つけ、困っている人の声を拾い上げ、新しい答えを作っていく」と力を込めた。
川合議員は「今国会で国民民主党は入管法改正案に賛成した。批判する人からはかわいそうな難民を追い出す法案だと言われたが、実際は今までグレーゾーンで保護できなかった外国人に対して、補完的保護対象者として在留特別許可を得る道を開く法案である。国民民主党は批判を恐れず、困っている人のために本当に必要な行動をとる」と訴えた。
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最後にマイクを握った玉木代表は「4月の統一地方選挙で、東京の自治体議員を2倍以上に増やすことができた。これは、支えてくださった皆さんの力だ。期待に応えていきたい」と支援に対する感謝を述べた後、「今国会は『賃上げ実現国会』と位置付けて臨み、30年ぶりの高水準の賃上げを実現することができた。国民民主党は一貫して『給料が上がる経済』の実現を訴え、一昨年の衆院選でトリガー条項凍結解除を、昨年の参院選で再エネ賦課金徴収停止を掲げて戦った。今年も特別高圧電力の値下げなどを訴えてきた。こうした数年にわたる取り組みの成果が今回の賃上げだ」と今国会での成果を紹介した。続いて「教育・科学技術予算の倍増、そのための教育国債の発行など、実現したいことはまだまだある。そのための取り組みを続けていく」と述べ、「国民民主党はまだまだ非力だ。もっとリアルに社会を変える力を持ちたい。そのために、改めて力をいただきたい。我々は新たな民主主義の形を作っていく」と支持を呼び掛けた。