玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は13日、参議院選挙後の全国キャラバンの一環として秋田県を訪れ、国民民主党秋田県総支部連合会が主催した街頭演説会とタウンミーティングに参加した。

　玉木代表は「本日の街頭演説会では、地元の高校生もボランティアとして活動してくれている。政治は多くの方に支えていただかなければ、成り立たない。支持者の皆様との絆を深めるなどして、国民民主党を強く太い政党にしていきたい」と主張した後、「凋落していく日本の現状を変えたい。『真面目に頑張る日本人の所得が上がらない現状を変えることが、政治にとって一番の課題である』と魂を込めて全国で訴えていく。右でもなく左でもなく皆で一緒に上に行ける社会を築き上げていこう」と力を込めた。

　その後、玉木代表は秋田市内で開催されたタウンミーティングに参加。玉木代表は冒頭の挨拶で「秋田県は、党所属の自治体議員もおらず、党の足腰が弱い地域の一つ。党の足腰を強くするために、全国を回っている。地域によって政策課題は異なるため、地域の課題を受け止めることができる自治体議員を増やしたい」と自治体議員増加の必要性に触れた後、「結党から2年が経とうとしているが、NHKの世論調査で支持率が初めて2％を超えた。この小さな政党を応援いただいている方の声をこれからの党運営や政策に反映していきたい」と述べた。
　参加した方々との質疑応答では、安全保障政策や奨学金の返済、若者の政治参加などについて活発な意見交換が行われた。

　玉木代表はタウンミーティング終了後に記者団の取材に応じ、「秋田県のような自治体議員がいない空白県を解消したい。自治体議員の数を倍増するためにも、秋田県でも複数人を擁立したい」と述べた。