国民民主党の「女性議員ネットワーク」は31日、第1回総会をオンラインで開催した。

　「女性議員ネットワーク」は議員間の連携を強め、党の組織強化と女性政策をはじめとする政策推進を図っていくことを目的とした組織内ネットワーク。総会には地方議員・候補予定者を含む23名が参加した。

　冒頭、国民民主党の玉木雄一郎代表が挨拶し、総会開催への祝意を述べた後、党の女性参画状況について「山﨑まや議員が入って我が党の国会議員の女性比率は約37%となった。また政調会長や副代表の幹部職にも女性が就任している。結党以来高い女性比率を維持していて、政府に先がけ、来る衆議委員議員総選挙では候補者の女性比率35%達成を目標に掲げている」と党の取り組みを紹介。政治分野の女性比率向上に向け積極的な姿勢であることを示した上で、「本当の意味でジェンダーフリーの社会を実現するには女性の政治分野への参画が不可欠だ。我が党として積極的に、最先端で進めていきたい。その点で、女性議員ネットワークの皆さんには積極的なインプットをいただきたい」と今後の活動に期待を寄せた。

　ネットワーク設立の呼び掛け人となった矢田わか子男女共同参画推進本部長は「根性のある女性議員の方にたくさん参加いただいて嬉しい。今、コロナ禍で女性の雇用状況が大きく悪化し、DV被害者や女性の自殺者が大幅に増加している。それぞれが地域で感じている課題の解決に力を合わせて取り組みたい。また地方との連携強化を図り、党の組織強化につなげていきたい」と決意を新たにした。

　総会では、以下の役員体制が全会一致で承認された。

【代表】北岡千はる（京都府議会議員）
【幹事長代行】永野裕子（東京都 豊島区議会議員）
【アドバイザー】山﨑まや衆議院議員 ｜ 円より子元参議院議員
【東北ブロック幹事長】山木由美（山形県 高畑町議会議員）
【関東ブロック幹事長】曽我部久美子（神奈川県議会議員）
【中部ブロック幹事長】日比美咲（愛知県 名古屋市議会議員）
【西日本ブロック幹事長】友安陽子（香川県 三木町議会議員）