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【参予算委】伊藤孝恵議員が就職氷河期世代の将来不安などについて質疑
伊藤孝恵コミュニケーション統括本部長（参議院議員／愛知県）は16日、参議院予算委員会で就職氷河期世代の将来不安などについて質疑を行った。
伊藤議員は就職氷河期世代の将来受け取る年金額の低さを指摘。現在でも単身高齢女性の貧困が顕在化していること、その原因として男女の賃金格差があることを述べ、「単身高齢女性の貧困率は今や47％という状態である。男女の賃金格差の是正は、将来の年金対策としても有効だからこそ総理に取り組んでいただきたいという問題意識で通告をした。」と質疑をした。
これに対して高市総理は「まずは女性の非正規雇用、低賃金の問題がある」としたうえで、正社員転換に向けた支援や非正規雇用労働者の処遇改善などの施策を挙げて男女間賃金格差の是正について取り組んでいく姿勢を見せた。また「低年金・低所得によって厳しい生活を送っている方には、年金生活者支援給付金の支給を行っている。女性が高齢期でも安心して暮らせる社会を構築していく。」と述べた。