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ニュースリリース

【山形】「日本の政治は今、大きな転換点にある」玉木代表が全国キャラバンで講演

 玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は30日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として山形県山形市を訪問し、山形駅前にて舟山康江山形県連会長(参議院議員/山形県)、菊池大二郎山形県連副会長(衆議院議員/山形2区)とともに街頭演説会を開催した。演説後は会場を移し、党員・サポーター集会および候補者募集説明会を実施した。

 集会の冒頭、舟山県連会長は「5年前の結党から昨年の衆院選までは大変厳しい状況であった。そんな中でも諦めずに支えてくださった皆様に、心からお礼を申し上げたい」と日頃からの支援に対し深い感謝を示した。また、当時わずか15名だった議員が、現在では衆参合わせて50名規模へと成長したことに触れつつ、「発言力や発信力は少しずつ大きくなってきているが、まだまだ道半ばである。これからも原点を忘れず、現場の声を大切にする政治を進めていきたい」と今後の決意を語った。
 続いて玉木代表が登壇し、参集した参加者への感謝を述べた上で、参議院選挙の総括や結党5年を迎えた現状について「ここまで来られたのは皆さんのおかげである。しかし、ここからが本当の勝負である。日本の政治は今、大きな転換点にある。戦後初めてと言っても過言ではないほどの変化の中にある」と語った。さらに、冷戦構造、55年体制、政権交代、リーマンショックなど、日本の政治が国際的な変動とともに形づくられてきた歴史を振り返りつつ、現在の政治状況が持つ重要性を強調した。
 玉木代表はまた、国政のみならず自治体議員の拡大にも力を入れたいとの考えを示した。山形県内の参議院選挙の比例票を市町村別に分析した資料を紹介しながら、「例えば来年6月に予定されている庄内町議会議員選挙では、参院選比例票が1,245票あり、当選ラインは353票である。理論上、3名を擁立できる力がある」と述べ、地域に根ざした議員を増やすことの重要性を訴えた。さらに「現場の声をしっかり受け止められる自治体議員を増やしたい。現在、候補者募集も行っているので、ぜひ挑戦いただきたい」と呼びかけた。

 会場では、「エネルギー政策」「熊対策」など、党の政策に関する多様なテーマについて活発な意見交換が行われた。その後の候補者募集説明会では、今後の国政選挙および地方選挙を見据え、立候補を検討する参加者に向けて説明と質疑応答が行われた。

 なお、党員・サポーター集会および候補者募集説明会に先立って実施された街頭演説会では、玉木代表、舟山県連会長、菊池県連副会長らが登壇し、国民民主党の政策および政治姿勢を訴えた。