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【東京】「国の懐を減らしてでも、国民のみなさんの懐を増やす」国会閉会にあたっての街頭演説会を開催
国民民主党は20日、臨時国会閉会に当たっての街頭演説会を開催した。街頭演説会には古川元久代表代行(衆議院議員/愛知2区)、榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)、礒﨑哲史副代表(参議院議員/全国比例)、浅野哲青年局長(衆議院議員/茨城5区)、玉木雄一郎議員(衆議院議員/香川2区)が参加した。
玉木議員は「大学生の親御さんに適用されていた特定扶養控除。103万円を超えると親の税負担が増えてしまうので10月、11月に全然働けないという大学生の声を聞いてきた。この103万円を150万円まで引き上げることができた。これは大きな成果だ」と今国会での成果を紹介した。
浅野青年局長は「衆議院選挙が終わってから2カ月で政治に前進を生み出すことができた。まぎれもなく、国民民主党を支援していただいた皆さんが投票した一票が形を変えて、こういう変化に結びついた。これからも皆さんの気持ちを忘れることなく、国会議事堂で叫び続け、政策を実現していきたい」と語った。
礒﨑副代表は「国会で総理に『103万円の壁』の178万円への引き上げの必要性を質問したところ、『必要だからこそ三党の幹事長間での合意があったと認識している』と答えた。総理も必要性を認めた。私たちは諦めず、これからも訴え続ける。これからもみなさんの力を貸していただきたい。全力で政策の実現に当たっていく」と力を込めた。
榛葉幹事長は「12月11日、自民党、公明党と三党幹事長会談を行った。そこで、『103万円の壁』を、178万円を目指して来年引き上げる、そしてガソリン税の暫定税率を廃止するという衝撃的な合意ができた」と報告。「予算の決定のぎりぎりまで、我々はみなさんのために、この国のために交渉する」として、「この交渉に徹底的にこだわるのは、皆さんの暮らし、一人一人の国民の暮らしを豊かにしたいからだ。元気な日本を取り戻したいからだ。そのためには何でもする」と意気込みを語った。
古川代表代行は「給料が物価を超えて上がっていかない中で、みなさんの生活は厳しくなっている。現役の給料が上がらないと年金も上がらず、みんなが苦しい。厳しい状況だが、給料も年金もすぐには上がらない。そこで、国の懐を減らしてでも、国民のみなさんの懐を増やす。だから減税をし、電気代やガス代の値段を下げる。そのために戦っている」と経済政策を訴えつつ、「みんなが支えてくれるから、私も現場で取り組むことができる。どんなに疲れても私たちは前に進んでいく。そのために、もう一押し、もう一声の支援が必要だ。これからも国民民主党を応援してほしい」と支援を呼び掛けた。