国民民主党は21日、東京都内で第2期「こくみん政治塾」第6回講義を開催した。最終回となる今回も現地とオンラインを併用する形式で講義を行い、現地で約80名、オンラインで約70名の塾生が参加した。副塾長として伊藤孝恵議員（参議院議員／愛知県）が、司会として森洋介議員（衆議院議員／東京13区）が参加した。

　講師に明治大学政治経済学部の飯田泰之教授を招き、講義の前半に「経済」をテーマに講演を行った。飯田教授は国際環境の変化や人口減少という観点から経済を論じ、財政政策・金融政策として高圧経済や政府債務について説明した。

　後半の質疑応答では、受講生からの質問に対して飯田教授が回答した。受講生からは地方経済や為替政策、経済的な視点から医療制度や農業政策などについての質問が寄せられ、終了時間近くまで活発な議論が行われた。

　講義後には懇親会も行われ、講義に現地参加した塾生のうち70名程度が参加したほか、伊藤副塾長、森議員、飯田教授が加わり親睦を深めた。