ニュースリリース
国民民主党 幹事長定例会見(2023年9月15日)
【冒頭発言概要】
本日9月15日は我々にとって記念すべき日です。国民民主党が結党して3年目の節目の日です。後ほど玉木代表とメッセージを発信します。この三年間を顧みて、支持率零点何パーセントから始まり、どうせ消えてなくなるといろいろな方から揶揄されました。しかし、我々を信じて支えてくれ、歯を食いしばってきた地方議員や党員・サポーターのみなさん、全国の支援者、議員や総支部長、みなさんの力を結集してここまで三年間歩みを続けることができました。改めて皆様に心から感謝を申し上げます。昨日の共同通信の調査によると4ポイント台まで支持率が上がってきました。この間歯を食いしばって「対決より解決」、「つくろう、新しい答え。」と新しい政党の形、新しい政治のあり方を野党ながら愚直に模索してきて本当によかったと思います。あとひと踏ん張りでさらに飛躍できると思いますので、来る臨時国会しっかりと頑張っていきます。
合わせてこの記念すべき日の前後に、大阪から2つ嬉しいニュースが舞い込んできました。一つは阪神タイガースの18年ぶりの優勝です。18年前は郵政解散総選挙の年でした。阪神が優勝すると何かが起こると言われていますので、この永田町・国会周辺もドラスティックに、日本の政治が好転するように我々も頑張ってまいります。
もう一つの嬉しいニュースは、元・国民民主党の仲間であり、今は民間人になりましたが、矢田わか子さんが総理補佐官に就任されるという報道に接しました。矢田さんは結党以来ぶれずに政策と信念を曲げず、この国民民主党を結党する際に連合・労働組合出身の国会議員の中で真っ先に「国民民主党しかない」と、理念や政策をかなぐり捨てて勝てる政党に行くのでは仲間に申し訳ない、それでは仲間を裏切ることになると、当時支持率1%でしたが真っ先に国民民主党への参加を決めてくださいました。その矢田さんが残念ながら先の選挙で涙を飲んで、民間人として出身のパナソニックに帰っていましたが、その信念の人である矢田さんが総理補佐官としてこの国の政策決定に携わることは、同じ仲間としてたいへん嬉しく思いました。報道で知っている程度のことしか分かりませんが、ぜひ「対決より解決」の思いを今まで以上に具現化していただきたいです。おそらく労働組合出身の総理補佐官というのは今までないことでしょう。矢田さんは浪速で生まれて府立寝屋川高校を卒業され、本当は弁護士になりたいという夢がありましたが、ご両親の借金やご病気があって、高校の時から新聞配達、スーパーのレジ打ち、アルバイトを3つも4つも掛け持ちしてご自身の学費や生活費を賄いました。高校を卒業してパナソニックに入り、女性がもっと活躍できる、子どもを産み育てやすい環境を作るんだということで組合から政治の世界に入った方です。今まで以上に活躍を期待しますし、元の仲間としてエールを送ります。苦労した人間がどこかでこうして頑張ることはいいことだと思います。
昨日の阪神タイガースのクローザーとなった岩崎優選手も私と同郷の静岡ですが、清水四中から清水東高校、文武両道の立派な学校に進学し、それから国士舘大学に行ってドラフト6位で阪神です。その岩崎さんが最後にクローザーとして勝利投手でマウンドに立っている姿を見て、彼も32歳ですが、齢を重ねながらも若い選手に負けないように歯を食いしばってやってきて、最速スピードが150km/h出ない投手ですが本当に頑張り屋のピッチャーで、同郷の人間としてよかったなと思いました。我々国民民主党もこれから4年目に入りますが、力を合わせて「対決より解決」をしっかり進めていきたいと思います。