ニュースリリース
国民民主党 幹事長定例会見(2024年12月20日)
【冒頭発言概要】
昨日、自民党の森山幹事長からご連絡をいただき、ぜひ今日3党幹事長会談を再開してほしいという話があったので、お受けをさせていただきました。今日、自民党の税制大綱が決まるタイミングというのは承知していましたので、森山幹事長の方からその前にお会いしたいということでした。
週明け、政府で閣議決定だと思いますが、今日、参議院の午前中の本会議が休憩中になった後、常任委員長室で森山幹事長と西田幹事長とで幹事長会談を行いました。12月12日に3党の幹事長間で覚書を交わしました。つまりは来年103万円のか壁を178万円を目指して引き上げるということと、ガソリンのいわゆる暫定税率を廃止すること。この2点について、引き続き誠意をもって3党間で協議をするという内容です。ご承知の通り、先日税調会長会談で、ゼロ回答、つまりは123万円で進展なしという話でしたので、古川元久税調会長が「大変申し訳ないがこれでは話にならない」と席を立たれて、その後こう着状態に陥ったわけですが、森山幹事長が、ぜひ引き続き国民民主党と誠意ある協議をして、国民の手取りを増やす、控除をあげていく、もしくはガソリンをなんとかするため、協議を継続してほしいということでしたので、今日3党間であらためて引き続き議論を継続するということになりました。
自民党からの幹事長からの要請を受けさせていただいて今日に至りました。来週火曜日にちょうど政調会長会談がセットされていましたので、2+2+2の6者会議で議論を前に進めるということになったと聞いております。いずれにせよ、これから予算編成に入るわけですから、しっかりと「手取りを増やす」、「103万円の壁」をとりわけ幹事長の約束である来年178万円を目指して引き上げると。その幅を上げていくと。123万円で会議が中断して、再開して更なる協議ということですから。当然新たな提案、123万円以上の提案が与党から出てくると思いますが、それを待つだけでなく我々も何を目指していくのか、しっかり建設的に議論しながら、3者で合意を見ていきたいと思います。